ドバイ移住を検討されている方が取得する必要がある「UAE居住ビザ」の一つである「不動産投資家ビザ」について解説します。
目次
不動産投資家ビザとは?
不動産投資家ビザとは
UAEの不動産投資家ビザは、750,000AED以上の物件を不動産投資家のための居住ビザの一種で、保持者は、2年間、自分自身をスポンサー(保証)することができ、すでにVISAを持っている人や雇用主がビザを保証する必要がなくなります。夫または妻、子供をスポンサー(保証)することができます。
ドバイ国外に居住する外国人投資家が不動産投資をする上で、ビザを取得する選択肢は「ゴールデンビザ」「不動産ビザ」になります。
大きな違いは、期間と条件の違いで
- ゴールデンビザ:10年
- 不動産ビザ:2年
- ゴールデンビザ:200万AED
- 不動産ビザ:75万AED
となっています。
不動産投資家ビザの特徴
- 不動産投資家ビザを取得すると、配偶者、子供、一親等を含む家族をスポンサーする資格が得られる
- 不動産投資家ビザは、2年間の居住が許可される
- 家族の居住期間は元のビザ保持者と同じになる
不動産投資家ビザの取得要件
- 不動産の最低価値は AED 750,000 です。
- 抵当権が設定されている不動産の場合、不動産価値の50%またはAED750,000相当額を銀行に支払い、銀行からの異議なしの通知と抵当口座の明細書を添えて、不動産の居住を実行する必要があります。
- 夫婦は 1 つの不動産を共有できます。不動産の価値はAED750,000 以上です。 (結婚契約の認証コピーを提供する必要があります)。
必要書類
- パスポート
- 電子所有権証明書・所有権証書の入手可能性
- 個人の写真
- 健康保険
- UAE ID(ある場合)
- 現在の居住/入国ビザのコピー(ある場合)
- ドバイ首長国が発行した善行証明書(ドバイ土地局宛)
不動産投資家ビザの取得手続き
- 連邦身分・市民権・税関・港湾保安庁 (ICP) のウェブサイトまたは、UAEICPアプリのオンライン資格テストを通じて、不動産投資家ビザの資格を確認する
- 申請書と添付書類を以下のいずれかの方法で提出する
- ICPのウェブサイトまたはモバイルアプリ
- ICPのカスタマーセンター
- UAEのTasheelタイピングセンター
- 申請の受領とステータスの更新を確認するSMSと電子メールを受信
- 申請が承認されると、入国許可書を電子メールで受信
- 入国許可証の発行日から、6カ月以内にUAEに渡航
- UAE内の指定センターで健康診断と生体認証データの登録を完了
- ゴールデン ビザを宅配便で受け取るか、UAE内のいずれかのICPセンターで受け取り
不動産投資家ビザの更新
ビザは有効期限が切れた後も同じ期間更新可能です。
注意事項
ドバイのビザ関連の情報や取得手続きは、変更されることが多く、記載内容と最新の情報が異なるケースがあります。
最新の情報、手続きの詳細を知りたい場合は、ご相談ください。